子供が遊ぶプラレールの収納に苦悩する主婦の思い

主婦が感じた子どもがプラレールで遊ぶメリットについて、以前紹介しました。
参考:主婦が感じた子供がプラレールで遊ぶ10のメリット

今回は、家にプラレールがあることによるデメリット部分や、それを解消していくために試行錯誤していることを紹介します。ハッキリとした答えは出てないですが、プラレールをお持ちの方であれば共感していただけるところはあるかと思います。

このページの目次

プラレールを所有するデメリット

家にプラレールがあることで生じる最大のデメリットは、ずばり片付けがとにかく面倒だということです。

そもそも収納が難しいです。情景部品はかさばるし、レールブロック橋脚は数が半端ない上に増え続けるし…。

もちろん電車も増え続けるし…。

数が少ないころは良かったです。うちも始めは買い物で使うエコバッグに収まるぐらいの量だったので(もう遠い昔のように感じますが)、ザザッと集めてドカッと突っ込んで和室の片隅に…はい終了!でした。

しかし、この数ヶ月でざっと4〜5倍ぐらいに増殖してしまったプラレール群。

手強いです。正直なところ見て見ぬふりして過ごしたい。ただ残念なことに、片付けても片付けてもいつの間にか床一面プラレールで埋め尽くされます。うちに小さな怪獣がいる限り。

普段は家がどんなに散らかっていようと汚かろうと、そんなに気にならない私ですが(気にしましょう)、たまにお客様が来られる日の早朝に一人焦っています。子どもが寝静まっている時しか落ち着いて片付けられないので。

この前は朝6時に片付けしながら、このプラレール達が一瞬でパッと消えたらいいのに…、全部捨てられたらいいのに…、いや、捨てられる…、今度何か悪いことしたら…と頭の中で呪文のようにリピートしていました。それぐらい面倒な仕事です。(伝わりますでしょうか?)

我が家の収納法が変化していく経緯

エコバッグの2倍ぐらいの量になった時、さすがに入りきらないので、余っていたビニール製の布団袋に入れてみました。透明のビニールだったので中もよく見え、口も広くて出し入れしやすく、我ながらなかなかいい収納法だと自画自賛していたのですが、ほんの束の間でした。

敵(?)はどんどん増え続け、やがて布団袋もいっぱいに。

ただ片付ける(放り込む)だけならいいのですが、めっちゃ出しにくくて使いづらい。

プラレールの収納

息子にせがまれてレイアウト作りを試みた時、必要なパーツが見つからずイライラが止まらない。やっと奥の方に見つけたと思って、手を突っ込むといろんな部品がゴツゴツあたって痛い。

これはどうにかしないと…ということで、たまたま友人に教えてもらった使いやすそうな収納ケース(キャリコ)を主人が購入してくれました。
参考:カインズホームのキャリコでプラレールを収納するメリット・デメリット

とりあえず様子見ということで、一番大きいサイズを一つ購入。

キャリコ

しかし全部は入りきらず、入るだけ入れようとするもやっぱり取り出しにくい。

これでは布団袋の時と同じです。

ただ、キャリコの構造はなかなか優れていて、中も見やすいし、余裕を持って収納すれば出し入れしやすそうだし、フタの位置が子どもの目線に合っていて、子どもがお片づけするには使いやすそうです。

部品ごとに収納する

そこでやっと収納らしい収納スタイルに目を向け始めます。遅いですが。。収納はただ片付ければいいというわけではなく、使いやすさがあってこそです。

まず、よく使う部品ごとに分類してみることにしました。

  • カーブのレール(曲線レール)
  • まっすぐのレール(直線レール)
  • 短いレール(2分の1直線レール、4分の1直線レール)
  • 切り替えポイントがあるレール(分岐レール)
  • 駅やトンネルや踏切(情景部品)
  • ブロック橋脚
  • 木や信号など(情景小物)

まずキャリコに分岐レールを、布団袋に情景部品とブロック橋脚を収納してみました。かさばる物はこれですっきりしました。まだどちらも余裕があるので、この先増えることがあっても大丈夫です。

曲線レール、直線レールは製品が入っていた箱に収納。短いレールと情景小物はそれぞれ小さいプラスチック製ケースに。

これですっきりしたと同時に、レイアウト作りするのも部品を探す手間が省けて楽になりました。

参考:プラレール線路を収納する2つのテクニック

ちなみに電車は、まとめてビニール製の袋(ブランケットが入っていた小さな布団袋)に収納しています。が、電車をコレクションのように並べるのが好きな息子は、すぐに全部取り出して床やら机やらに並べてしまうので、収納されている状態は少ないです。

妹(赤ちゃん)が寝ているベッドに並べるのはやめてほしい…。本人は貸してあげているつもりのようですが。

片付け方

片付ける時、いちいち分類するのは面倒なようですが、ある程度秩序がある方が意外とやりやすいです。何をどこに片付けるかさえ覚えれば、機械的な作業になります。

レイアウトを分解して、それぞれのパーツに分類し、分類したものを所定の位置に戻す。

早朝の寝ぼけた頭で片付けていた時、なんで私は朝から内職みたいなことやってるんだろう、と思いました。

しかし片付けを進めていくと、部屋がすっきりしていくのと同時に私の頭もスッキリしていくのがわかりました。片付けって気持ちいい!これも秩序があってこそです。

子どもと一緒に片付ける

子どもと一緒にお片付けしてみた時の経験談を。

一人でお片付けできるようになってほしいので「片付けてよ」と言ってみるのですが、子どもも片付けが面倒なようでしぶります。眠いだの、大変だの。

しつこく言い続けて、「片付けなかったら捨てちゃうよ」と脅してみると、「わかった、わかった、片付けるから〜(泣)」という感じにはなるのですが、「どうやって片付けたらいいの〜」と泣きそうになっています。

あまりにも量が多くて混沌とした状態では、子どもも何から手をつけてよいのか分からないのでしょう。

そこで、「これはどこに入ってた?(曲線レールを持って)」と聞いてみます。

すると「ここ」と答えてくれました。子どもには特にどこに何を片付けるか教えていないのですが、ちゃんとどこに入っていたか覚えているようで、他のパーツについても、どこに入っていたか答えることができました。

「じゃ、そこにお片付けしてね。これはどこやった?(情景部品)」

「ここ!」と、子どもも自信を持って答え始め、自分でお片付けしてくれます。

この調子で少し一緒にお片付けしていると、子どもも要領がつかめてきて、しばらくすると自分一人でどんどん片付けてくれます。

お片付けできるたびに「わぁ〜、すごいね!早いね!」などと褒めてあげれば、スピードも上がってきます。うちの子はそれが楽しいらしく、超ハイスピードでお片付けしてくれます。

結論

子どもにお片付けしてほしければ、まず片付けやすいように分類して収納することをおすすめします。子どもは遊びながらどこに何が入っているのか覚えます。

お片付けする時に少し手助けしてあげれば、一人でも片付けることができます。子どもも自分でお片付けすることで、分類して収納するという方法を学びます。徐々に要領も良くなってくるでしょう。

これは他のどんな物を片付ける時にも応用できます。ただ、片付けよう!という気持ちにさせるには…親の根気と知恵が少し必要です。

今後の課題

あとは遊んだら片付けることを習慣化すれば完璧なのですが、うちはまだまだ出しっぱなしです。

せっかく頑張って作ったレイアウトを崩すのをためらうというのもあり、片付けのタイミングが難しいです。

うちの場合は、お客様が来られるなどよほどのことがない限り放置しているので(私が無精者なので)いつも散らかっています…。リビングにまで進出してきて、踏んづけて危なそうな時はさすがに片付けますが。

毎回きれいに片付けられたら、一人早朝に焦ることもないのに・・・。子どもが起きないように、大きな音をたてないように神経すり減らしながら片付けることもないのに・・・。

さいごに

お片付けの話だけでここまで長くなってしまいました。それほど、プラレールの片付けは悩みの種なのです。私もまだまだ悩み中です。

とりあえず、急なお客様が来られた時のために、ザザッと隠せるスペースを押入れに確保して…(違)

このページを読んでくださっている方は、どうされているのでしょうか?

また、いい案が浮かべば実践して紹介していきたいと思います。

押し入れを開けたらプラレールがなだれのように…とならないよう気をつけます!